貴音「私も響に可愛いと言ってもらえるやもしれません」



貴音「ん〜、ゴホン。うっうー(面妖)」



貴音「何か違いますね……もう一度、うっうー(麺妖)」



貴音「なにやら余計に離れた気が……他の台詞を試してみましょう」



貴音「はいたぁぁっち、いぇい!」キリッ



貴音「……どうやら、彼女らの力を借りる必要があるようですね」



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……



亜美「なるほど、やよいっちの物真似が出来るようになりたい……」



真美「それで、この劇団一人765プロこと双海姉妹に相談に来たってことだね? お姫ちんくん」



貴音「その通りでございます」



亜美「んふふ→なかなかいい猿岩石だね!」



貴音「着眼点ですね」



真美「ま、この双海姉妹がいる限り安心だYO! タイタニックに乗ったつもりでいてくれたまえ!」



貴音「別の船でお願いします」

亜美「んじゃ、まずは小手調べと行きますか」



真美「んだね。お姫ちん、ちょっと物真似してみてよ!」



貴音(小手調べは分かるのですね……)



亜美「お題は『はるるん』!」



貴音「では……」コホン



貴音「プロデューサーさん、貴音ですよ、貴音!」キリリッ



亜美真美「「面妖な」」

貴音「ふふっ、流石亜美と真美。よく似ていますね」



亜美「今は亜美達の物真似はどーでもいーんだYO」



真美「こりゃなかなかゼツボー的ですなぁ」



貴音「そ、そんなに似ていませんでしたか?」



亜美「ひどいね」



真美「お姫ちんに分かりやすく言うと、二ヶ月くらいお湯入れたまま放置したチキンラーメンくらいひどい」



貴音「それはひどい……」

亜美「そもそもはるるんとお姫ちんじゃキャラが違いすぎっしょ」



真美「あー、確かに。いきなり明るい系はムボーだったね」



亜美「と言うことで、千早お姉ちゃんの真似、どぞー」



貴音「コホンッ……歌以外、興味ありませんから」



亜美真美「「まんまお姫ちんだよ!!」」

貴音「声色が全く変わっていませんでしたね……我ながらひどかったです」



亜美「こりゃ道のりは遠そうだね、真美」



真美「どうしよう、流石の双海姉妹でも打つ手がないよ」



亜美「うーん……そうだ!」



真美「どしたいどしたい?」



亜美「やよいっちの物真似をするには、やよいっちを知るべし!」



真美「にゃるほどー」

貴音「どういう事でしょうか?」



亜美「つまり、やよいっちの生活やクセなんかを知れば」



真美「おのずとやよいっちの真似が出来るようになるってことだね!」



貴音「ふむ、一理あるような気もいたしますね」



亜美「んじゃ、早速」



真美「調査開始!」

……



やよい「ひらめひらりぃー♪」フキフキ



亜美「やよいっちは掃除中ですなぁ」



真美「相変わらず脳みそを溶かしにかかる舌っ足らずロリボイスだねぇ」



貴音「ふむ……」

真美「っ! お姫ちん、ちょっと舌っ足らずにしゃべってみてよ!」



亜美「なるほど、やよいっちの特徴を捉えれば、物真似も似てくるって事だね!」



真美「そのとーり!」



貴音「なるほど……コホン、田螺が、できれう(迫真)」キリッ

亜美「Oh……」



真美「ゼツボー的だねぇ」



亜美「そもそも何でそんな気合い入れて言うのさ」



真美「キレッキレのキメ顔もどうかと思うよ」



貴音「そう言われても、私も必死でして……」

亜美「あ、ホシに動きが!」



やよい「ふー、お掃除おーわりっ!」テクテク



亜美「今度は机に座って……」



やよい「うぅー……」



真美「宿題を始めましたな」



亜美「マジメだねぇ……」

貴音「そう言えば、亜美と真美が宿題をしているところを見た覚えが無いのですが」



亜美「そりゃ、してないからね」



真美「してないものは見れないよね」



貴音「面妖な」



……



亜美「結局判ったのはやよいっちがひんにゅーおーけーなアイドルだって事だね」



貴音「もしかしてですが、品行方正ですか?」



真美「そうとも言う。まぁお姫ちん、モノマネ道は海よりも深く山よりも高く、樹海よりも険ちーのだよ」



亜美「そうそう。亜美達だってこれそーとーしゅぎょーしたんだから」



貴音「確かに、一朝一夕で身につくようなものではありませんね。私の考えが甘かったということでしょうか……」

真美「元気だしなよお姫ちん。コツコツ続けてりゃ、きっと上手になるよ」



亜美「真美、そろそろ」



真美「お、ホントだ。それじゃ、真美達これで帰るね。お疲れちゃーん」



亜美「ちゃーん!」



貴音「ええ、今日はありがとうございました」

貴音「しかし、これでは響に可愛いと言ってもらえません……」シュン



響「どうしたんだ貴音?」



貴音「ひ、響!? いつの間に?」



響「いや、さっき帰ってきたばっかだけど。それより、何だか落ち込んでないか?」



貴音「ぅ……」

響「ん?」



貴音「……うっうー(面妖)!」



響「へっ!?」



貴音「うぅ……やはり似ていませんか」

響「さっきの、もしかしなくてもやよいの真似だよな? どうしたんだいきなり」



貴音「……笑いませんか?」



響「笑わないよ」



貴音「じ、実は……」

……



響「あっははははは」ケラケラ



貴音「ひ、響! 笑わないという約束だったではないですか////」



響「だって……あははははは」



貴音「もう、知りません////」プイッ

響「ごめんごめん。でも、貴音も無駄なことするなぁ」



貴音「どうせ私の努力など無駄なあがきですよ」ツーン



響「そうじゃなくってさ」スッ



貴音「ひ、響////」



響「そんなことしなくったって、貴音はとっても可愛いってことだぞ!」ギュッ



貴音「う……うっうー(歓喜)!」



おしりちん