書いてるSSでちょっと行き詰まったから息抜きに書きます



もしかしたら他の人がやったネタかも

だが構わずやります



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1392380188



━ラボ━



ガチャッ



鈴羽「ちぃーっす岡部倫太郎」



まゆり「あ、スズさんだぁ!トゥットゥルー♪」



紅莉栖「こんにちは、阿万音さん」



ダル「うーす。阿万音どしたん?」



岡部「ん?あぁ、バイト戦士か。そのビニール袋はなんだ?」

鈴羽「ん?ラボへのささやかな差し入れだよ?よかったらみんなで食べて?」



岡部「おお、差し入れか!!!ありがたい、ようやくお前にもラボメンの自覚が出てきたなどっかの助手と違って!フゥーハハハ!!!」



紅莉栖「助手ゆーな」



岡部「ならクリスッティーンナで」



紅莉栖「ティーナも助手もセレセブも蘇りし者も禁止!何回言えばわかるのよ!」プンスコ



岡部「で、バイト戦士よ。差し入れとは一体なんなのだ?いつぞやのようなビーヘーやバッタなどではあるまいな?」



鈴羽「大丈夫、安心して?これだよ。ラボメン全員分買ってきた。」フクロアケル



岡部「おお、これは…ペヤングか?パッケージが真っ赤だが」

鈴羽「激辛ペヤングって書いてあるけど、どうせそこまで辛くもないのを誇大広告してるんだろうって思って買ってきちゃった。特売で一個115円だから懐にもあんまり響かないしね」

岡部「ああ、広告など大体がそのような景品表示法に抵触しそうなものだろうからな!よかろうバイト戦士よ!今夜、ラボメン全員でこの激辛ペヤング(仮)の試食会を行おうではないか!フゥーハハハ!(やっべ俺辛いの超苦手なんだが…)」



紅莉栖「ビビってんですね、わかります(ちょ岡部なに勝手にきめてんのよ!こんな辛そうなもん食えるか私はホテルに帰らせてもらうわよ!)」



岡部「んなッ!?sそそそそういう貴様はどうなのだクリスティーナよ…」



紅莉栖「いいいいや私は辛いの大丈夫ですしおすし!?」



岡部「ならクリスティーナは試食会に参加と」



紅莉栖「墓穴掘っちまったあああ!!」orz



紅莉栖「…ならあんたも一緒よ?一人だけにげようったってそうは問屋がおろさないんだからっ!」



ダル「や、二人とも。阿万音氏が言った通り、辛い辛い言ってる割には辛くないっつーオチの線は十二分にあると思われ。つかオカリンだけ逃げるとか許されざる話。大体このサークル主催者オカリンじゃん。逃げちゃダメだお」キリッ



まゆり「まゆしぃも試食会に参加するのです」



ダル「つーわけでオカリン、ラボメン召集よろすく」



岡部「」



…この時点で俺は、試食会をなんとしてでも止めておくべきだった。



俺は、本当にパカだった。

━P.M 7:00 未来ガジェット研究所━



フェイリス「お邪魔するニャン♪」



ルカ子「お邪魔します岡…凶真さん」



萌郁「お邪魔…します…」



岡部「フゥーハハハ!全員揃ったようだな!ではこれより、第666回円卓会議を始める!まゆりよ!ここに電気ケトルを持てぃ!!(あーもうヤケクソだもうみんなまとめて混沌に支配されればいい!)」



まゆり「はいはーい♪」カチッ



ルカ子「あの、凶真さん、今日は焼きそばの試食会ですよね?」



岡部「ああそうだルカ子よ。話をしているヒマがあったら円卓の上に置いてあるペヤングのかやくを入れた方がいいのではないか?」パラパラ



ルカ子「あ、すいません岡凶真さん」パラパラ



萌郁「かやくは、麺の下に入れておくのがコツ…」パラパラ



フェイリス「モエニャン流石だニャ!フェイリスはカップヤキソバあんまり食べないからタメになるニャ!」パラパラ



鈴羽「見た感じ普通のカップヤキソバだね」パラパラ



紅莉栖「そうね。ちょっと安心だわ。」パラパラ



ダル「やっぱ誇大広告だったお。ドッキリさせやがって…」パラパラ



まゆり「ピリ辛ヤキソバナンバワーン♪」パラパラ



岡部「ああそうだルカ子よ。話をしているヒマがあったら円卓の上に置いてあるペヤングのかやくを入れた方がいいのではないか?」パラパラ



ルカ子「あ、すいません岡凶真さん」パラパラ



萌郁「かやくは、麺の下に入れておくのがコツ…」パラパラ



フェイリス「モエニャン流石だニャ!フェイリスはカップヤキソバあんまり食べないからタメになるニャ!」パラパラ



鈴羽「見た感じ普通のカップヤキソバだね」パラパラ



紅莉栖「そうね。ちょっと安心だわ。」パラパラ



ダル「やっぱ誇大広告だったお。ドッキリさせやがって…」パラパラ



ケトル「カチッ」



まゆり「お湯がわいたみたいなのです!」



ラボメン一同「ワーワー」ガヤガヤ



紅莉栖「これで三分待つだけね」



岡部「三分間待ってやる!」

━三分後━



紅莉栖「あとは後のせかやくとソースを混ぜて完成ね…」



岡部「ああ、そうだな(なんだこれ…激辛ソースって書いてあるじゃないか…((((;゚Д゚))))」



フェイリス「ダルニャンダルニャン♪」



ダル「ん、なんだおフェイリスたん」



フェイリス「まーぜまぜ…まーぜまぜ…」



ダル「んごっほお!?フェイリスたんどうしたんだお!?メイクイーン以外じゃやらないはずじゃぁ…」ダラダラ



フェイリス「ダルニャンは常連さんだから、特別中の特別サービスニャ!そのかわり、これからもメイクイーンをよろしくニャ!」キュピーン☆



ダル「むほおおおっ!キタ━━(゚∀゚)━━!!」ドブッシャー



萌郁「ソースは一点集中じゃなく、なんていうか…お好み焼きにかけるみたいに…」



ルカ鈴羽「ほうほう」



岡部「よし。皆混ぜ終わったようだな!!では、全員で地獄へ飛び込もうではないか!フゥーー紅莉栖「皆、せーの(規制は終わった!Open the eyes! )」

岡部「ちょおま」



ラボメン「いただきまーす」



パクッ



ラボメン「…………………」

ラボメン「………………………………」



ダル「…………あれ?鼻水が…って辛っっっっっっ!!!!」



岡部「…ッ!…ッ!… ………ッ!(なんだよこれ…なんだよこれっ…なんだよからっ!?からい!辛すぎる!!!!)」



フェイリス「ニ"ャ"ニ"ャ"ニ"ャ"!?か"ら"い"ニ"ャ"あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!!」



紅莉栖「(目から汗がとまんないっ辛あああああ唇いっっっってぇぇぇえぇぇっ!」



萌郁「……………FBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFB F FB FB F B FB FB FB F B」



ルカ子「(そ、素数を数えて辛さを誤魔化そう1 3 5 7 11 17 19 21間違えた辛ああああああ゛あ゛あぁっ辛あああああっ!!??」



鈴羽「………ιた失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した買って来るんじゃなかった特売に惑わされたのがいけないんだ失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した辛あああああっ!」



まゆり「………ねえみんなどうしたの?激辛ペヤングって書いてあるけどまゆしぃはそこまで辛く感じなかったよ?おかしいねーえっへへー☆ところでオカリン、ドクペ一本もらえないかな…まゆしぃは少し舌と唇がヒリヒリするのです」



岡部「(まゆりがドクペを要求するなんてただ事じゃないな辛辛からいからいからからからい…)」つドクペ

━15分後━



岡部(我がラボに置いてあったドクペが全部消え去るとは…あれほどドクペは不評だったというのに…明日鈍器ホーテで追加しなくてはな…というより)



岡部「お、おいお前ら、たった一口目でダウンとは実に情けないではないか…」



紅莉栖「」(あ、ありのまま今起こった事を話すぜ…

「私はギャグで済むだろうと思って激辛ペヤングを食べたと思ったらいつのまにか錯乱してぶっ倒れていた」

な…何を言っているのかわからねーと思うが

私自身が何を食ったのかわからなかった…

頭がどうにかなりそうだった…タバスコだとか七味唐辛子だとか

そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ

もっと恐ろしいものの片鱗を 味わったぜ…)



ダル「これを全部完食とかなんて無理ゲー?」



萌郁「FBFBFBFBFB FB FB FB FB …辛い…」



ルカ子「辛すぎですよ岡部さん…」



フェイリス「一瞬フェイリスがフェイリスじゃなくなるとこだったのニャ…(まだ辛い…)」



まゆり「んぐっんぐっ…ふぃーっ…やっと辛さが取れたのです」



鈴羽「ご、ごめんラボのみんな…完全に全部私の責任だ…」ドゲーザ



岡部「なら、ラボに偶然置いてあったこの玉子油混成調味料(魔世寝胃頭)で味を誤魔化し、最初の自分を騙すというのはどうだ?少しは辛みも和らぐと思うが?」



鈴羽「フォローありがとう岡部倫太郎。少しそのマヨネーズもらうよ…」



ダル「阿万音氏阿万音氏…『あなたのその白いのちょっともらっていい?』って言ってもらっていいかお?出来れば上目遣いでいやらしく」



紅莉栖「こんなときでもまだやるかこのHENTAI…そんなに元気なら私のペヤングもあげるわよ?」



ダル「そ れ は 無 理…ソレハムリ」ドヤァ…



紅莉栖「…開頭して脳ミソのかわりにこのペヤングぶちこんでやりましょうか」



ダル「フヒヒサーセン」



━30分後━





ダル「確かに少しは辛みも和らいだけど混ざりきってないとこ踏むと死ねるお…」ズルズル アー カライオッ



紅莉栖「やっと食べられる領域までこれたわ。(さっきのはまさに負荷領域…想定を超える痛みだったわ)」ズルズル



ルカ子「やっと大丈夫になりましたね凶真さん」



フェイリス「マヨネーズが入るとむしろマイルドニャ」



M4「…」ズルズル



鈴羽「いやー一時はどうなるかと思ったけど、助かったよ。ありがとう岡部倫太郎!」



岡部「あ、ああ心配するな。むしろこのラボ限定だが世界に混沌をもたらした貴様の腕、実に見事であったぞバイト戦士よ」(とりあえず全員に魔世寝胃頭は行き渡ったが…俺の分だけ魔世寝胃頭が足りない…やはり『機関』の陰謀か…)



鈴羽「あれ?でも君のペヤングだけマヨネーズかかってないよ?」ジー



岡部「んなッ!?」



紅莉栖「ふーん…岡部って口の中までドMなんだ」ジトー



岡部「いいいや違うぞ助手よ!ただ単に魔世寝胃頭が足りなくなったのだ!それ以上でも以下でもない!!というかなんだ!?俺がMだって風潮は誤解だ!」



紅莉栖「…冗談よ///」フフッ



岡部「そ、そうか///」



紅莉栖「な、何赤くなってんのよこのHENTAI!!」



岡部「フハハ、貴様も顔が赤いぞクリスティーナよ」



紅莉栖「ティーナ禁止って言っとろーが!!」ヽ(*゚д゚)ノ



鈴ダル「壁殴り代行お願いします」



まゆり「うらやましいねるかくん…まゆしぃはちょっぴり寂しいのです」



ルカ子「そうだね、まゆりちゃん…」







ギャーギャー…





chapter.φ 赤咳愕々のレッドペヤング fin.



後日



岡部「ということだ…ルカ子よ、俺の頼み、きいてくれるか?」



ルカ子「あ、はい!分かりましたけど本当にやっちゃっていいんですか?」



岡部「構わんだろう。あのタコ坊主もああ見えて案外甘いところがあるからな。ではルカ子よ。オペレーション・アーユルヴェーダを最終フェイズに移行する!」(とは言っても作戦そのものは実にイージーかつシンプル。あの激辛ペヤングを新品同様に味付けして、ミスターブラウンに食べさせるだけの簡単なお仕事。まゆりや紅莉栖が一緒にいたのではどうせろくなものにはならないに決まっているので今日はラボを休みとし、俺とルカ子だけでラボのキッチンを使っていると言うわけである。フハハ、奴らの目を欺く事など俺にとっては瞬き程度の些事な事、楽勝だなフゥーハハハ!)



ルカ子(今日は凶真さんと二人っきりでラボに…///これは岡b凶真さんの言葉を借りるなら運命石の選択…今日こそ凶真さんの[自主規制]をf○cking to the gateしてみせる!フゥーハハハ!)



岡部「…どうしたルゥカァ子ォよ?手がとまっているぞ?」ジュージュー



ルカ子「…え?あああ大変!!すいません岡b凶真さんっ!!」パッパッ

岡部「まあいいだろう。料理の腕も集中力に比例するということを忘れるなよルカ子よ」



紅莉栖・まゆり「あらそう?」



岡部「!?」



ルカ子「チッ」



紅莉栖「あけなさーい?居るのはわかってんのよ?」



まゆり「トゥットゥルー☆開けないとドアこわしちゃうよ?勿論修理費はオカリン持ちでね★」



岡部「(やばい、まゆりの声がガチだ)開けていいか、ルカ子よ」



ルカ子「(あんなにドスが効いたまゆりちゃんの声聞いたことないよ…)は、はいどうぞ岡部さん…」gkbr



岡部「い、今開けるぞ…」ガチャ



まゆり「Too true. homo, your seed is death.(全く嘆かわしい事だ。ホモ男よ、君の希望は此処で潰える)」



紅莉栖「岡部、なにを考えてたかは知ったこっちゃない。だけど忘れないで。あんたが何処にいようと、私があんたを観測し続ける!!」



岡部「(えー…)」



ルカ子「(えー…)」



おわり